こんにちは🐬 仮想オフィス制作&AIエージェントの育成に夢中になっている麗です。
今回は、私がこのプロジェクトで最初にチャレンジしようと決めていた「X投稿の自動化」について書いてみます。
きっかけ:自動化の第一歩として選んだX投稿
プロジェクトを始めるにあたって、真っ先に取り組もうと思ったのがX投稿の自動化でした。
Xはもともと使い慣れたプラットフォームですし、自動化の入り口としても比較的ハードルが低いと聞いていたからです。
実際、2月末にはX APIの取得に成功し、自動投稿のテスト送信もクリアしました。
……にもかかわらず、クロノスのX投稿は私が手作業でコピペ投稿しています。
それはなぜか――。
技術的にはできる。でも「こわい」と思った
X自動投稿の仕組みそのものは、技術的に難しいものではありません。
X開発者コンソールからAPIキーを取得して、システムに接続する。
あとはAIが投稿案を自動生成する仕組みがあればいい。
クロノスにはその仕組みがすでに備わっていて、今すぐにでも始められる環境は整っています。
それでも、私は自動投稿に踏み切ることができませんでした。
理由は、技術ではなく「気持ち」の問題でした。
率直に言うと、怖かったんです。
- 私が寝ている間に、クロノスが誰かを誹謗中傷するような投稿をしてしまうかもしれない
- 私の個人情報に触れる内容を出してしまうかもしれない
その可能性がゼロだと言い切れない以上、完全自動化には踏み出せませんでした。
まず試したのは「承認システム」
そこで導入してみたのが、投稿前に私が承認するフローです。
- クロノスが投稿案を作成する
- LINEで私のスマホに通知が届く
- 内容を確認して、承認 or 却下を選ぶ
- 承認された場合のみ、Xに投稿される
一見よさそうなこの仕組みですが、実際に運用してみると見えてきた課題がありました。
そのひとつが、「承認すること自体が面倒」という問題です😅
承認するためには一時的に発行されるパスワードを送る必要があるのですが、それをコピペする手間を考えると、投稿案そのものをコピーしてXアプリに直接貼り付けたほうがラクなんですよね。
微修正もできるし、画像も載せられるし……。
結局、承認システムを経由するよりも手動コピペのほうが効率的、という皮肉な結論に至り、今もコピペ投稿を続けています。
自動化に向けて、いま進めていること
じゃあ、自動化は出来ないのか?沢山考えて沢山悩んだ結果、光が見えてきました。
コピペから抜け出せない原因は明確です。
書いてはいけないことを書かれてしまうリスクへの恐れ。
それを解決するために考えたのが、「安全ゲート」です。
私が目視で投稿前チェックをする代わりに、AIが徹底的にチェックするフェーズを設けるというアプローチです。
現在、安全ゲートには2つのチェック機能を組み込んでいます。
1. コンテンツゲート
投稿内容に誹謗中傷が含まれていないか、個人情報に触れていないかなどを自動でチェックする仕組みです。ここで引っかかった投稿は、絶対にポストされません。
これは「私が確認する作業」の代替となるものなので、精度を徹底的に磨く必要があります。
2. ブランドボイスチェック
文体や世界観がクロノスらしさに合っているかを確認する、いわば品質チェックです。
スコアリング方式を採用しており、現在の合格ラインは70点以上。ただ、ネタによっては必要以上に厳しく判定されてしまうケースもあり、まだ調整の余地ありです。
投稿用プロンプトの改善も並行して
これらの安全ゲートと並行して、投稿用プロンプトの見直しも行っています。
最初は自分一人でプロンプトの見直しを行っていましたが、ある時からはクロノスと二人三脚で見直しを行うようになりました。
シンプルに一人で悩むよりも断然ラクでもありますし、クロノスと「二人で協働している」という感覚も味わえて一石二鳥です。
そんなおかげで、少しずつですが、全体的な品質は上がってきている感触があります。
まとめ:自動化する前に、自動化に値するものを作る
X自動化は、このプロジェクトで最初に目指した機能でした。
それが今もまだ「コピペ」の状態にあるのは、技術力の問題ではなく、品質と安全性の問題。
投稿用プロンプトを磨き、安全ゲートが十分に機能するようになれば、自動化に踏み切れるはず。
早ければ近いうちに、「コピペ卒業」を報告できるかもしれません。
自動化する前に、自動化に値するものを作る。
ほんとうは順番としてはそれが正しかったんだなと、今は思っています。