AI製ゲーム画面を“それっぽく”改善する方法を調べてみた。16-bit風ピクセルアートに挑戦してみたい

こんにちは、ゲーム開発にチャレンジ中の麗(うらら)です。

前回の記事では、AIに作ってもらったゲーム画面がなぜダサく見えるのか?を調べて整理してみました。

今回は、そこから一歩進んで、実際にどう改善していけばいいのかをまとめてみます。

おそらく方法はひとつじゃないのですが、何かヒントになればな、と思いながら・・・。

今回目指したい方向性はこれです。

16-bit風ピクセルアート × 夜景シティ × レトロアーケードHUD

まず「どんな見た目にしたいか」を決める

まずは見た目の方向性を言葉にします。

例えば、この画像なら、

  • 16-bit風ピクセルアート
  • 夜景シティ
  • レトロアーケードHUD
  • 横スクロール風
  • 紫・濃紺・オレンジの空
  • 赤白のプレイヤー
  • 黄色く光るコイン
  • ピクセル風の枠付きUI

という感じ。

ここは自分のイメージを言語化するスキルが求められます。

デザインに慣れていない私のような人にとっては、まずは用語を覚えるところから始めたほうが良さそうです。

改善1:イメージ画像を用意してから依頼する

画像生成AIを使用してイメージ画像を作成するなど、自分のイメージするUI画面を先に作成しておきます。

それをファイルとして開発中フォルダに保存しておき、参考にしてもらう。

なるべく近い雰囲気でコーディングAIがデザインをしてくれるようになりますが、本格的なデザインにするには、一つ一つの素材を生成する必要があります。

改善2:HUDをゲームらしいUIにする

HUDとは、現在のステータスを表わすものです。

(例えば、スコア:〇〇 など)

仮画面では、スコアやバッテリーが裸の文字になりがちなので、ゲーム用のHUDにします。

たとえば、

左上:スコアとコイン 中央上:バッテリーゲージ 右上:シールド

のように配置します。

さらに、

ピクセル風の枠 暗い背景パネル 金色や青色のアクセント 大きめの数字 アイコン 統一された余白

などを入れると、ゲーム画面っぽく近づくようです。

改善3:背景をレイヤーに分ける

背景は1枚で済ませるより、レイヤーに分けると奥行きが出るようです。

遠景:薄いビル群 中景:少し濃いビル群 近景:暗くて大きいビル群

そして、それぞれ違う速度で動かします。

遠景:ゆっくり動く 中景:普通に動く 近景:速く動く

これがパララックスです。

同じビルでも、距離ごとに色や動きの速度を変えるだけで、かなり画面に奥行きが出る……らしい。

改善4:プレイヤーを主役にする

ゲーム画面では、プレイヤーが一瞬で分かることが大事です。

今回なら、プレイヤーは赤白の小型機にして、背景より明るくします。

赤と白で目立たせる 暗いアウトラインを付ける 噴射炎を出す 移動方向に少し傾ける

こうすると、背景が夜景で複雑になっても、プレイヤーが埋もれにくくなります。

主役は、ちゃんと主役に見せる必要があります。

改善5:コインを報酬らしくする

コインは小さいですが、ゲームの目的に関わる大事な要素です。

なので、ただの黄色い丸ではなく、

ピクセル風の金色コイン 暗いアウトライン 小さな発光 ふわふわ浮く動き 取得時のエフェクト

を入れると良さそうです。

プレイヤーが見た瞬間に、

「あ、これは取るものだ!」

と分かるようにします。

改善6:小さな演出を足す

絵が下手でも、演出があると一気にゲームっぽくなります。

たとえば、

  • コイン取得時に粒が弾ける
  • +1 のスコア表示が浮かぶ
  • バッテリーゲージがなめらかに減る
  • ダメージ時に画面が少し揺れる
  • プレイヤーが一瞬点滅する
  • 噴射炎が揺れる

こういう小さな動きが、画面の手触りを良くしてくれます。

コーディングだけでどこまで作れる?

CodexのようなAIコーディングツールに頼めば、コードだけでも多少は作れます。

参考画像としてこちらの画像を渡してUIを改善してもらいました。

↑これが

↓こうなりました

参考画像のような高密度なピクセルアートをコードだけで再現するのは難しいかもしれません。

絵の完成度が足りなければ、素材を用意するのが良さそうです。

最初から全部の素材を作ろうとすると大変なので、先にCodexで「それっぽい仮画面」を作ってもらい、

  • プレイヤーだけ弱い
  • HUDだけ仮っぽい
  • 背景の近景ビルだけ足りない
  • コインだけ安っぽい

足りないと感じる部分を素材で補う

こうやって、イマイチな部分だけ素材を差し替えていくと、労力は緩和できそう。

つまり、

Codexで仮の完成形を作る ↓ スクショを見る ↓ 弱い部分だけ素材を作る ↓ また差し替える

この流れが良さそうです。

依頼するときの注意点

一気に全部頼むと、AIが失敗してしまう可能性があります。

背景だけ HUDだけ プレイヤーだけ 演出だけ

1回の依頼につき1つを決めて、

ゲームロジックを変えずに 「背景」「HUD」「カラーパレット」だけを改善してください。

といったプロンプトで送ると良さそうです。

まとめ:AIに任せるだけでなく、自分の解像度を上げていく

AIにゲームを作ってもらうと、動くゲームを作ることができたとしても、見た目がイマイチになることがあります。

「動くゲーム」を優先して作ってくれる反面、あいまいな指示ではAIが「UIは後回し」と判断してしまうのです。

今回調べながら感じたのは、AIに指示を出すために

  • 自分自身のイメージの解像度を上げる
  • イメージを言語化できるよう用語を覚える

こういったことが私にはまず必要かなと思いました。

ゲーム開発、まだまだ分からないことだらけですが、少しずつ「どう直せばいいのか」が見えてきたような気がします。