こんにちは、ゲーム開発にチャレンジ中の麗(うらら)です。
最近、GodotとAIコーディングツールを使って、ミニゲーム作りに挑戦しています。
- プレイヤーが動く
- コインを取る
- スコアが増える
- バッテリーやシールドも表示される
そんな感じで、ゲームの仕組み自体はAIに手伝ってもらいながら少しずつ作れるようになってきました。
でも、実際に画面を見るたび思うのです。
「なんか……ダサいなぁ……」
なぜそう見えるのか。
気になったので調べたことをまとめました。
ダサい画面って何?
AIに作ってもらったゲーム画面を、見てください。

「ダサい」「ショボい」
そんな印象を受けます。
(自分で作ってるからよく分からなくなってくる🤔!)
よく言えば「かわいい」かも?
「AIの絵が下手なのか?」
「私が何も伝えてないから?」
と思ったのですが、問題はそこだけではなさそうです。
AIの作る画面は「仮素材」である
こういう仮っぽい画面は、英語圏のゲーム開発では Programmer Art (プログラマーアート)と呼ばれることがあるそうです。
日本語だと、
- 仮素材
- 仮グラフィック
- プレースホルダーアート
- プロトタイプ感のある画面
- 仮UIっぽい見た目
という言い方の方が分かりやすいかもしれません。
つまり、ゲームの仕組みを確認するために、とりあえず置かれた見た目。
AIに「ゲームを作って」と頼むと、まずはゲームロジックを優先して作ってくれます。
- 当たり判定がある
- スコアが増える
- ゲージが減る
- ゲームオーバーになる
こういう部分は、一生懸命作ってくれるんです。
だけど、見た目は、二の次、三の次。
こちらから提案や指摘をしない限りは、AIから見た目の話が出ることはまずありません。
機能がすべて固まっていないうちにフロント画面を作っても「作り直し」になってしまう可能性があるから……という理由もあるようです。
つまり、AIはゲームとして動くものを作ろうとしている。見た目はしったこっちゃない。
シンプルな見た目=ダサい、ではない
ちなみに、ここで勘違いしそうなことがひとつ。
シンプルな見た目だから「ダサい」わけではないということです。
たとえば、マイクラも見た目はかなりシンプルですが、あれは仮素材っぽくありません。
なぜなら、
- 全部ブロックでできている
- 低解像度のテクスチャで統一されている
- 世界全体のルールがはっきりしている
からです。
トモダチコレクションも、リアルな絵ではありません。
でも、Miiを中心にした明るくて分かりやすいデザインで統一されています。
つまり、
シンプルで統一されている → スタイル シンプルだけどバラバラ → 仮素材感?
そうに感じるのかもしれません。
原因1:デフォルトフォントのまま
ゲーム画面でデフォルトフォントを使うと、一気に開発中っぽく見えます。

フォントを変えるだけでも、かなり印象が変わりそうです。
たとえば、
- ピクセルフォント
- 丸ゴシック
- SF風フォント
- ゲームUI向けフォント
など、ゲームの雰囲気に合ったフォントを選ぶのが大事かもしれません。
原因2:何を見ればいいか分かりにくい
ゲーム画面では、プレイヤーが一瞬で情報を読み取れる必要があります。
優先順位はだいたいこうです。
- プレイヤー
- 敵・障害物
- アイテム・報酬
- 地形
- 背景
- 補助UI
でも仮素材の画面だと、背景、プレイヤー、アイテムの強さが全部同じくらいになりがちです。
改善するには、
- 背景は暗く、低コントラストにする
- プレイヤーは明るく、輪郭を強くする
- コインや報酬は発光させる
- 敵は危険色や分かりやすい形にする
など、役割ごとに見た目を分ける必要がありそうです。
原因3:背景に奥行きがない
私の仮画面では、ビルが単純な四角形で並んでいました。

それだけだと、どうしても平面的に見えます。
調べてみると、2Dゲームでは背景をレイヤーに分けると奥行きが出るそうです。
遠景:薄く、小さく、ゆっくり動く 中景:少し濃く、中くらいの大きさ 近景:暗く、大きく、速く動く
これを パララックス と呼ぶそうです。
遠くのビルはゆっくり、手前のビルは速く動かす。
それだけで、画面に奥行きと動きが出る……らしい。
原因4:動きと演出が足りない
静止画として少しシンプルでも、動くとゲームっぽく見えることがあります。
たとえば、
- コインがふわふわ浮く
- 取得時に粒が弾ける
- スコアがポップアップする
- プレイヤーに噴射炎が出る
- ダメージ時に点滅する
- 画面が少し揺れる
- ゲージがなめらかに減る
こういう小さな演出があると、画面の完成度が上がります。
「絵を上手くする」だけではなく、動きで気持ちよく見せる ことも大事なんだと分かりました。
まとめ:ダサい原因は「見た目のルール不足」だった
AIに作ってもらったゲーム画面がダサく見える原因は、単に絵が下手だからではありませんでした。
大きな原因は、
- フォントがデフォルト
- UIが裸の文字
- 色にルールがない
- 背景とプレイヤーの優先順位がない
- 背景に奥行きがない
- 演出が足りない
ということでした。
つまり、まず必要なのは「神絵師になること」ではなく、見た目のルールを決めること。
次の記事では、実際にどう改善していけばいいのか、
16-bit風ピクセルアート × 夜景シティ × レトロアーケードHUD を例に、具体的な改善方法をまとめてみます。